FC2ブログ

育成会活動の中でのリーダーとは8回目〜障害者福祉を取り巻く厳しい社会環境〜

 04, 2010 12:48
 先日受講した、次のようなリーダーシップセミナー「育成会活動の中でのリーダーとは」8回目の報告です。

------------------------------------------------------------
○ 第4回全日本手をつなぐ育成会リーダーシップセミナー
○ 日時=2010年11月16日(火)
○ 会場=日本財団(東京都港区赤坂)2階会議室
○ 主催=社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会
○ テーマ「ステップアップする育成会」
○ 第1部 基調講演「育成会活動の中でのリーダーとは」(13:35〜14:35)
○ 副島宏克氏(全日本手をつなぐ育成会理事長)
------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------
【講演内容】

 「障害者福祉を取り巻く社会環境」

 副島宏克全日本手をつなぐ育成会理事長は、「税の減収と少子・高齢化社会」について次のように数値で説明した。
 
? 「財政制度等審議会は次の3案を提言。1.歳出30%カット、2.消費税19%、3.消費税12%歳出カット。」(日経2005.5.9)

? 「類型別の世帯の割合変化。
1960年→夫婦と子供38%、夫婦のみ7%、シングル16%、その他・3世代同居31%
2000年→夫婦と子供32%、夫婦のみ19%、シングル28%、その他・3世代同居14%
2025年(推計)→夫婦と子供24%、夫婦のみ21%、シングル35%、その他・3世代同居11%」(日経2005.5.9)

? 「人口減がこのまま進んだら。1900年43,847千人、2005年127,757千人、2050年88,961千人、2100年41,095千人、2150年18,729千人、2200年8,520千人」(朝日2006.1.3)

------------------------------------------------------------

 現在、国の借金は900兆円。国民1人当たりにすると700万円になるという。
 こうした財政制度の健全化を図るには、上記?の提言3案(1.歳出30%カット、2.消費税19%、3.消費税12%歳出カット)のうちどれか1つを受け入れるしかない。
 どれも、誰もが嫌がる方法である。
 そして、政治家も痛みを強要しようとはせず、国民に対して、甘いことを言い続けるに違いない。
 これって、民主主義国家の弱点である。
 だから、未来への借金先送り、先延ばしするという、一番反対が少ない方策によって、最悪な方向に国を導くことになるかもしれない。
 そうなれば、障害者福祉なんて言っていられなくなる。
 みんなで、少しずつ痛みを分かち合いながら、より良い障害者福祉向上を構築するため、将来に向けた取り組みが求められる。
 そのためにも、非効率で、無駄な部分は省き、大胆な歳出カットも必要だし、消費税率アップも受け入れるしかない。
 今なら、我慢の範囲内なのかもしれない。これがさらに先延ばしになると、にっちもさっちもいかなくなる。
 それでは遅い。今や、国家がデフォルトする時代なのだから。

 (ケー)

 (9回目に続く)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?