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知的障害者の高等教育の実現に向けて

 11, 2019 05:06
 日本には、知的障害者の高等教育を行っているところがない。
 それを補っているのが「ゆたかカレッジ」と言っていい。
 知的障害者の高等教育の必要性をどのように社会的に理解してもらうか。
 「ゆたかカレッジ」の実践で成果を上げていくことが重要である。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第324回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

おわりに

 私たち視察団は、海外視察を通してゆたかカレッジが向かっている方向や指向している価値は間違っていないという確信を持つことができた。
 それとともに、諸外国の大学関係者が知的障碍者の教育を受ける権利、彼らの成長の機会を提供する権利を保障することを、大学人として、自らの使命として真摯にかつ極めて重要なテーマとして受け止め、一歩ずつ着実に前進していることを知るにつけ、我が祖国日本を顧みたとき、このことに対して前向きに取り組んでいる大学が、現段階に置いては私の知る限りでは皆無であることが非常に残念でならない。
 日本の大学が、国民全体の教育ニーズに応える社会的責務があることを自覚し、知的障碍者に対し高等教育の門戸を開くべく努力をしていただきたいと切に願っている。
 また、国並びに文部科学省は、各大学のそのような取り組みを後押しする政策を積極的に進めていただきたい。
 そのことを通じて、日本が障碍者の権利保障の分野で、インクルーシブ教育の分野で、さらには大学の社会的役割の分野で、世界のリーダーとなり世界の牽引役となることを願っている。

   

【引用おわり】

 知的障害者の高等教育について、国際的に先進的な試みも少数ではあるが明らかになった。
 こうした事例を参考にしながら、日本でも地道な取り組みを行う必要がある。
 「ゆたかカレッジ」はその先例となっている。
 今後の益々の発展を期待している。                            

(ケー)
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