「鞍手ゆたか福祉会」の実践について国際学会においてポスター発表を行った。
日本の知的障害のある学生に対する高等教育の実現の基礎研究である。
「ゆたかカレッジの実践」及び「知的障害者の大学受け入れの国際比較」に関する2つの発表を行った。
以下において、そうした内容が詳しく述べられている。
本報告書の引用は第307回目だ。
【引用はじめ】
file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日
第5章 諸外国における知的障碍者の大学進学
はじめに
2016 年 8 月にオーストラリアのメルボルンで開催された第 15 回国際知的・発達障碍学会(IASSIDD)において、鞍手ゆたか福祉会は2つのポスター発表を行った。
ポスター発表のテーマは、「ゆたかカレッジの実践と知的障碍者の高等教育保障の意義」と「知的障碍者の大学受け入れの国際比較(米国・カナダ・豪州・日本)」である。
前者は、当法人の生活介護や就労継続B型事業所などの福祉作業所に所属する知的障碍者とゆたかカレッジに所属する知的障碍者との成長度、満足度のアンケート調査に基づいた比較である。
この調査研究のねらいは、青年期に知的障碍者が学ぶ機会を得ることにより、当事者たちがどのような変化を遂げているのかを明らかにすると共に、その結果をふまえ今後わが国において、知的障碍者の高等教育保障を実現していくための意義と目的を明確にすることである。
一方後者は、これまで視察してきた 3 ヶ国の調査研究の整理を試みている。
その中で、ゆたかカレッジの立ち位置や国際的な視点での到達レベルを明らかにすることを目的とした。
今回、初めての試みとなったポスター発表では、視察参加者でプロジェクトチームを作り、半年間にわたり調査研究を行って作成した。
【引用おわり】
国際学会まで出かけて「ゆたかカレッジ」に関する内容を発表した、
福祉法人としては、本当に意欲的である。
自分たちの実践を世界の専門家から見てもらい、比較検討しようという試みである。
こうした本気度を見せられると、きっと知的障害者の高等教育受け入れも可能になるのではないか。
「ゆたかカレッジ」がますます発展するんじゃないか。
いろんな課題に果敢に挑戦しているのだから。
(ケー)
日本の知的障害のある学生に対する高等教育の実現の基礎研究である。
「ゆたかカレッジの実践」及び「知的障害者の大学受け入れの国際比較」に関する2つの発表を行った。
以下において、そうした内容が詳しく述べられている。
本報告書の引用は第307回目だ。
【引用はじめ】
file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日
第5章 諸外国における知的障碍者の大学進学
はじめに
2016 年 8 月にオーストラリアのメルボルンで開催された第 15 回国際知的・発達障碍学会(IASSIDD)において、鞍手ゆたか福祉会は2つのポスター発表を行った。
ポスター発表のテーマは、「ゆたかカレッジの実践と知的障碍者の高等教育保障の意義」と「知的障碍者の大学受け入れの国際比較(米国・カナダ・豪州・日本)」である。
前者は、当法人の生活介護や就労継続B型事業所などの福祉作業所に所属する知的障碍者とゆたかカレッジに所属する知的障碍者との成長度、満足度のアンケート調査に基づいた比較である。
この調査研究のねらいは、青年期に知的障碍者が学ぶ機会を得ることにより、当事者たちがどのような変化を遂げているのかを明らかにすると共に、その結果をふまえ今後わが国において、知的障碍者の高等教育保障を実現していくための意義と目的を明確にすることである。
一方後者は、これまで視察してきた 3 ヶ国の調査研究の整理を試みている。
その中で、ゆたかカレッジの立ち位置や国際的な視点での到達レベルを明らかにすることを目的とした。
今回、初めての試みとなったポスター発表では、視察参加者でプロジェクトチームを作り、半年間にわたり調査研究を行って作成した。
【引用おわり】
国際学会まで出かけて「ゆたかカレッジ」に関する内容を発表した、
福祉法人としては、本当に意欲的である。
自分たちの実践を世界の専門家から見てもらい、比較検討しようという試みである。
こうした本気度を見せられると、きっと知的障害者の高等教育受け入れも可能になるのではないか。
「ゆたかカレッジ」がますます発展するんじゃないか。
いろんな課題に果敢に挑戦しているのだから。
(ケー)
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