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知的障害のある学生が大学で興味関心に応じた授業を選択

 28, 2018 05:00
 知的障害のある学生は、さまざまな分野の授業を取っている。
 CFAのスタッフは学生のパートナーとしてサポート役を務める。
 パートナーとして、学生の課題ができるよう支援するのである。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第135回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第2章 カナダにおける知的障碍者の大学進学

第2節 レジャイナ大学における知的障碍者の受け入れ

5  CFA(Campus For All)で学ぶ学生たち

 エロンという学生は、音楽の授業を取り、ギターを学んだ。
 シェリーは、歴史の授業を取った。
 シェリーの友達のシェネルは、パートナーとして作文のサポートをした。
 CFA のスタッフが、学期のはじめの2週間程度は授業に行く。
 その授業をとっている CFA の学生を全体に紹介し、「助けるのではなく、同じ立場で課題をやろう」と呼びかけている。
 パートナーはひとりだけではなく、チームのように数人おり、チームでシェリーを支えている。
 CFA のプログラムには、障碍のない学生も必要であり、CFA の学生の目や耳となってくれている。
 歴史の授業では、サスカチュワン州の地図を作成した。
 この課題は、CFA の学生にも変更せずに与えられた。
 CFA の学生も課題を変更せずに普通にできることもあるのである。
 ある学生は、「芸術を教える」という授業をとった。
 課題では、野球カードを模した芸術カードを製作した。
 また、iPad を用いて創造的なテクノロジーについて調べた。
 読み書きよりも聞く方が彼には合っていたので、その特性に重点を置いた。
 CFA は、どんなときにも、学生たちの特性や長所に注目している。
 CFA のプログラムは、まだシステムとして確立はされていないが、障碍・健常学生に一番合った形を模索しているところである。



【引用おわり】

 障害のある学生が授業でつまずいて挫折しないような配慮がなされている。
 CFAのすたっては学生たちの特性や長所を把握しておくことが重要である。
 授業の選択、課題へのサポートなどきめ細かな支援を行っている。
 学生に対する合理的配慮が隅々までなされているのだ。        

 (ケー)
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