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知的障害のある学生は聴講生待遇で大学へ受け入れている

 27, 2018 05:00
 知的障害のある学生がレジャイナ大学で学ぶ場合は、聴講生扱いになる。
 受講しても単位は取れない。
 卒業しても大学卒業の学位を与えらない。
 ただ、希望する講義には参加できるようになっている。
 各講義を担当する教授たちが協力してくれる。
 それも、CFA(Campus For All)のスタッフによる支援があればこそである。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第134回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第2章 カナダにおける知的障碍者の大学進学

第2節 レジャイナ大学における知的障碍者の受け入れ

4 CFA(Campus For All)の理念と実践

 なお、レジャイナ大学 CFA プログラムで学んでいる学生たちは卒業しても大卒の学位はもらえない。
 CFA の学生は、授業を受講しても単位が取れないので、言うなれば聴講生のようなものである。
 しかし、試験や課題は他の学生同様に与えられる。
 現在は、CFA のスタッフが課題の内容を学生に合わせて変更しているが、将来的には授業の内容を熟知している各講義を担当する教授に変更をしてほしいと願っている。
 CFA スタッフは、教授陣とは良きパートナーでありたいと考えている。
 そして、教授たちと障碍学生たちのために、課題をどのように変更したらいいか話し合っていきたいと考えているという。
 教授に、CFA の学生が授業に参加してもいいかを問うと、ほとんどの教授は良いといってくれる。
 もちろん、入らないでほしいといわれてもそのことに理由を言う必要はない。
 どんな意見もありえる。
 CFA スタッフは、審判的な態度はとらない。
CFA のプログラムに参加するにあたって、学費や授業料はかからない。
 実際には学費はかかるが、本人の代わりにレジャイナ大学が奨学金を出しているため学生の負担は実質的にはない。
また、大学には、希望すれば寮生活でもできるようになっている。



【引用おわり】

 知的障害のある学生が大学でより良い学びや生活ができる環境整備を行っている。
 講義に参加しやすくしている。
 奨学金制度がある。
 寮生活もできる。
 受け入れた障害のある学生が学内で充実した生活を送れるような配慮がなされているのだ。       

 (ケー)
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