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完全なるインクルーシブ教育の必要性

 19, 2018 05:00
 レジャイナ市では、高校における知的障害のある生徒の教育は、3つの型がある。
 大学に障害のある生徒を受け入れるには「完全なるインクルーシブ教育」が必要としている。
 高校での経験があっての大学教育になるからだ。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第126回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第2章 カナダにおける知的障碍者の大学進学

第2節 レジャイナ大学における知的障碍者の受け入れ

2 サスカチュワン州における高等学校の特別支援教育の現状

 レジャイナ市の高校におけるインクルーシブ教育には、3 つの型がある。
 ひとつは、「完全なるインクルーシブ教育」である。
 そこでは、障碍のある生徒たちは他の生徒たちと完全に同じような体験をしている。
 たとえば、「ダウン症があっても、他の生徒と同じ経験がしたい」という思いを可能にする。
 ふたつめが、「部分的インクルーシブ教育」である。
 インクルージョンアルバータでは、この形態については否定的である。
 「完全なるインクルーシブ教育」のプログラムがなかったら、アメリカのような部分的な包括となってしまう。
 この形態では、支援を必要とする生徒は、高校において少ししか勉強ができない。
 もし高校で一部分しか勉強ができなかったら、彼らの大学入学は必然的に困難となってしまう。
 高校において完全なるインクルーシブ教育が実現したことによって、高校から大学への移行がスムーズとなり知的障碍学生の大学入学のハードルが下がったという。
 


【引用おわり】

 上記では、高校における基礎的な教育の重要性を強調している。
 レジャイナ市ではそのために「完全なるインクルーシブ教育」の実現に努力してきた。
 知的障害者を大学に受け入れるのは一石二鳥でできないのである。
 高校教育などの前段の教育を含めたあり方を検討することが重要になってくる。                 
 
 (ケー)
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