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映画製作にかかわる3年間のプログラム

 02, 2018 05:00
 自閉症の学生が映画製作にかかわる。
 そうしたことを学ぶ映像専門学校を運営している。
 自閉症の学生一人ひとりに合った学習内容である。
   
 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第111回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

4 映像専門学校Exceptional Minds

学校(授業)の見学

 映画作成に関わる仕事なので、情報が外部に漏れないように、防犯カメラ等のセキュリティーがしっかりしています。

 質問:ここでの学びはどうでしたか?(学生への質問)

 答え:・大作映画に関わることができた。
 ・資格を取れたこと。
 ・映画作成のための、コンセプトアートの作成をして、それが採用された。

 質問:ここで3年間学んで、充実していましたか?

 答え:アートワークができたりだとか、映画製作なんかの裏方の仕事である映像のところから、汚れだとかいらないものを取ったりだとかそういうものに関わるのが良かった。
 自閉症特有の症状で、同じことを繰り返し話す人もいれば、全く話さない人もいます。
 寡黙なのだけれども、別々のスキルを持ってそれぞれの才能を生かして仕事をしています。
 自分たちが、この事業を始めた時に、それぞれが持っている、ほかの人に負けないような、特殊な才能を見出しています。
 自閉症は一人一人が違います。
 一人の自閉症の人に会って自閉症はこういうものだと言い切るのは良くありません。
 個々の一番合った学習スタイルは何か、例えば視覚、聴覚、あるいは、手を使って訴えたほうがいいのか、一番いい方法で学ばせて、一番いい才能を出していけるようにケアしています。
 一年目:アニメーション基礎を学ぶ。
 二年目:製作をどのような形で構成していくのかについて学ぶ。
 三年目:さらに細かくしてスタジオで何をやったらいいかなどもっと掘り下げてやる。
 一年生は描くことから始め、それをCGにしていきます。

 学校全体で現在取り組んでいるプロジェクトに参加して、プロジェクトの管理もしています。
 そこでの要素になる様々なデザインを比較しています。
 スケジュールや、業務をメンバーに振り分けていきます。
 始めは基礎をやっていますが、基礎をやりながら、ほかのプログラミングも覚えていきます。
 2年目になると、プログラミングを継続させて習いながら構成を、映画製作の構成やスケジューリングを覚えていきます。
 3年目になると、全体像を学んでいます。3年目は、自分が担当する部分を、就職して自分がする役割を考え学びます。

 

【引用おわり】

 3年間のプログラムによって、映像にかかわる内容の基礎から応用まで学ぶ。
 個々の自閉症の学生に合った内容である。
 計画的、段階的にしっかり定着できるようにしている。                 
 
 (ケー)
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