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30秒間で自分を語る難しさ

 29, 2018 05:00
 自閉症などの障害のある学生には、苦手な自己表現の仕方についてのプログラムを準備している。
 生活上さまざま困る場面における解決法を学んだりできるようにしている。
   
 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第107回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

4 映像専門学校Exceptional Minds

 そして心理学者の先生を週に一回招いて、仕事をする時に、皮肉だとか批判的なことをいう人がいます。
 そういうことにどう対応するだとか、あるいは異性と仕事をする時にどう対応するか、上司にどのような対応をするかについて研修をしました。
 それと、仕事を得るための面接、仕事をする時に覚えておかないといけない様々な仕事のテクニックを教え始めました。
 あとでクラスを見に行ったときに判りますけど、実際にエレベーターのドアの前に立って、30秒間自分の宣伝について語る、自分の売り込みをします。
 自閉症の子どもにとって、その30秒という限られた時間で自分のことを話すのはすごく難しいことですが、だらだら話さないで30秒で話すという訓練が大事です。
 自閉症の発達障碍のある子どもたちにとっては、台本を与えてそのまま読むことが、とてもやりやすいということがわかりました。
 特性としては、ルールがあればそれに従って行動するというのがあります。
 ところが本人たちに作らせると、それが合わない場合があるので、学生と教員が一緒になって、どういうルールにのっとって台本を作ったらいいのかということを行い、そして面接とかでどういったことを言ったらいいかという台本作りをしました。

 

【引用おわり】

 限られた時間に的確な表現で相手に伝えるのは一般の人だって難しい。
 コミュニケーションの苦手な自閉症の人たちにとってはなおさらである。
 特定の場面に関してどう表現するか台本づくりなどとおして学ぶ。
 こうした学びは有効である。
 こうした積み上げで適応力の向上を図っている。              
 
 (ケー)
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