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重度の知的障害者が自ら大学進学を求めてきた事例

 19, 2018 05:00
 カウンセリングにするにもいろんな手立てを工夫しなければならない。
 障害のある人たちと本人の意思を確認できるようにする。
 絵や写真を用いる。身振り手振りなどの時もある。
 本人が何を求めているか把握するための工夫である。
 
 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第98回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 カウンセリングのミーティングをするときはより良く理解できるように、利用できるすべての手段を用います。
 インターネットが便利で、絵や写真がいるときに、自分が伝えたいことをネットで検索してイメージさせると理解してくれます。
 その他、コミュニケーションボードを使ったり、自分で絵を描いたりすることもあります。
 こんなことがありました。
 以前、発語が無くて車いすを利用している障碍者とカウンセリングする機会がありました。
 大きなショッピングセンターにいった時、その人が車いすで自分の後をついてきたのです。
 面識はなかったのに。
 ショッピングセンターの隅から隅までずっとついてきました。
 後ろを向いて、ハローと言ってしまいました。
 それでそこにすわって1 時間くらいボードを使ってコミュニケートしました。
 そこで、自分が働いているエージェンシー(事業所)からサービスを受けている人だと分かりました。
 これが20 年前の話です。
 長年その人とは会っていなかったのですが、そこから15 キロくらい離れたところにある私の前のオフィスに8 年前にその人がやってきました。
 もともとはその向こうの方向に車で1 時間くらいのところで会ったのに、そんなところで再会してびっくりしました。
 彼は十何年ぶりに会って、学校に行きたいから助けてくれと言って、一生懸命ボードを使って話しました。
 だから今はボードよりも最新の電子機器を使うことを勧めています。
 少し性能の低いボードがあったが、学生は身振り手振りや絵でコミュニケートしていました。
 探せば道は見つかるものです。
 我々ではなく、学生たちが何とかして探してくる場合があります。
 


【引用おわり】

 今はネットや電子機器を有効に活用して、障害のある人たちとコミュニケーションをとることが大事だ。
 発語のない人たちともやりとりができたりする。        
 
 (ケー)
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