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米国のコミュニティカレッジは知的障害者の受け入れの敷居が低い

 27, 2018 05:00
 米国においては、知的障害のある学生を受け入れるため、敷居を低くしている。
 「コミュニティカレッジ」においては、そうした努力が顕著である。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第75回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

2 マサチューセッツ州立大学ボストン校「THINK COLLEGE Program」

 各大学は、できるだけ積極的に知的障碍学生を受け入れるべく、大学の敷居を低くして、例え単位は取れなくても知的障碍を持つ学生たちが一般の学生と一緒に学ぶ機会を持って、それにより双方に恩恵があるようにしている。
 アメリカには、「コミュニティカレッジ」という、公立の大学で、学費が安く、入りやすい大学がある。
 そういったところでも、インクルージョンのクラスが増えてきている。
 コミュニティカレッジの場合、通常の総合大学に比較すると、ある程度、学問的な大変さというものが軽減されており、学生たちの興味がある授業や趣味的な授業もあるため、知的障碍学生を受け入れやすい状況がある。
 それに比べ、マサチューセッツ州立大学などのように、比較的規模が大きい大学では、一クラスの人数も多く、また広さも広いし、授業の種類も多いなどの理由で、学生の状況によっては、本人の適応が困難であるところもある。
 そのため、学生が入学してきた段階で、本人の希望と、実際の授業の内容や環境が、うまくかみ合っているかということも検討し、必要に応じて、大学側で調整するということも行っている。



【引用おわり】

 米国では、知的障害のある学生を受け入れる「コミュニティカレッジ」が増えている。
 米国においては、インクルーシブ教育が大学においても実施されようとしているのだ。
 それだけ障害当事者や家族のニーズがあるということである。
 そして、大学側もそのニーズに応えようとする努力がみられる。
 それを援助しようとする行政などの働きもあるからである。
 多くの関係者が大学におけるインクルーシブ教育の推進に携ってくれている。    
 
 (ケー)
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