FC2ブログ

米国も知的障害者が大学進学する例は少数

 11, 2018 05:00
 米国でもマサチューセッツ州は、知的障害者の大学受け入れ先進的な州だ。
 米国中部の州は遅れている。
 米国では東海岸、西海岸が進んでいる。
  
 そのことに関しての内容が以下の通りである。
 本報告書の引用は第59回目になる。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第4節 アメリカにおける知的障碍者の大学進学の現状

2 アメリカ全土における大学の知的障碍者受け入れの全般的状況

 マサチューセッツ州は、知的障碍者の大学受け入れにおいて、全米で最も進んでいる州のひとつであり、大学に通う知的障碍者の数も多いが、アメリカ全土を俯瞰的に見ると、実際にはまだまだ少ない状況がある。
 例えば、アメリカ東海岸と西海岸は比較的大学進学者は多いが、アメリカ中央部では、このような動きは全く起こっていない。
 日本と比較する限り、アメリカでは知的障碍者を大学に受け入れるプログラムは多くの大学に存在するが、国内的には、全く足りていないという状況がある。
 THINK COLLEGE が運営する NCC(National Coordinating Center)として、連邦政府からの補助金を受けて、THINK COLLEGE プログラムを行われているところが 27 ヶ所あり、これが 23 州にまたがっている。
 そのプログラムに参加している大学が 44 校である。
 これらの大学は、NCC により、1 年間の取り組みの内容に関して、毎年、評価システムに基づく評価が行われる。
 このような評価システムは、高等教育機会均等法により支給される補助金や、THINK COLLEGE や ICI が活動するために支払われる補助金を受け取るための前提条件として存在しており、各大学の評価結果は連邦政府に報告することが義務づけられている。
 また、それらのプログラムがどのような品質で行われているかなどの内部監査も義務づけられており、自分たち自身の活動を監査し、その結果を、連邦政府の予算委員会及び監視委員会に提出、報告しなければならない。
 そうしなければ、補助金を受け取ることができないのである。



【引用おわり】

 米国の半分ぐらいの州において知的障害者を大学に受け入れると、連邦政府から補助金を受け入れられる制度がある。
 その制度を利用すると、どのような取り組みがなされたかを評価し、報告する義務がある。
 これらの蓄積が今後のあり方に示唆を与えることになるだろう。

 (ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?