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書類審査だけで選考

 09, 2018 05:00
 米国における知的障害者の大学受け入れはきめ細かな対応がなされる。
 大学進学希望者に対して、個別教育計画策定チームがかかわる。
 事前に本人の意思を確認し、大学を実際に見せたりする。
  
 そのことに関しての内容が以下の通りである。
 本報告書の引用は第57回目になる。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第4節 アメリカにおける知的障碍者の大学進学の現状

1 大学における知的障碍者受け入れ状況

 また、入学試験といっても、学生たちは、テストを受けるのではなく、書類審査だけによって選考される。
 このプログラムの対象となる障碍者は、入学試験を受けるときは、まだ高校に在学している。
 そこで、高校在学中に IEP(Individualized Education Program:個別の教育計画)のチームは、その生徒に大学進学を希望するかということを事前に確認した上で、大学への見学などを案内し、実際に大学とはこういうところで、こういう環境で勉強をして、授業内容はこのようなものであるというようなことを把握させる。
 その上で、本人がやはり行きたいと決断した場合に、その希望に合わせて IEP のチームが学生と一緒に入学試験の手続きを行う。
 一方、高校を卒業した 22 歳以上のおとなの知的障碍者が大学に行って勉強したいという場合には、各居住地域の障碍者福祉のオフィスや、プログラムコーディネーターなどがIEPのチームの代わりとなって入学試験の手続きをする。

 なお、大学入学希望者が定員数を上回ってしまった場合は、不合格者が発生することになる。
 その場合、不合格となった人は、他の大学を再度受験することが可能である。



【引用おわり】

 以上のように、大学進学に際しては、本人の希望にそった対応がなされている。
 大学の環境になじめるよう事前の対策を重視しているのだ。      

 (ケー)
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