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知的障害のある学生をカレッジに受け入れる

 21, 2018 05:42
 知的障害のある学生をカレッジに受け入れたのは、2009年からである。
 カレッジではより良い社会人を目指したさまざまなプログラムを準備した。
 一般の学生が体験すると同様の機会を提供した。

 以下において、その詳細を述べている。
 本報告書の引用は第39回目になる。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第3節 アメリカにおける高等教育

3 ジョージア州における知的障碍学生のインクルーシブな高等教育

 ID の学生たちをカレッジに受け入れるということで、2009 年に、このプログラム通して障碍を持っている学生とコンタクトを取りました。
 1 年を経過し、いい 1 年間のプログラムを行ったと思います。
 最初はオドオドしていた学生たちが自信をもってプレゼンができるようになったのを実際に自分の目で見て、これは何かあるぞと感じたわけです。
 もちろんカレッジではいい仕事をし、より良い社会人になるために、いろいろな機会が提供されます。
 あるいは、家族の期待に添う目的でカレッジに通う学生もいるかもしれません。
 また、自分はこういう仕事に就きたいと大学で勉強でしながらも、やっぱりこれは自分に向いていないとコースを変える場合もあります。
 カレッジは、自分は誰でありこれから何をしたいのか発見をしていく場だと思います。
 それは ID の学生たちにとっても同じです。
 私たちは、この IPSP プログラムを通して彼らに関与します。
 そして彼ら自身に授業を決定してもらいます。
 ID 専用の授業も受けてもらいます。
 そこではきっちりとしたスタンダードが決められています。
 それに従って活動してもらうということです。
 それによって大学のあらゆる場面を経験してもらいます。
 アートショウに行ったり、友だちと集まって一緒に集まって楽しんだり、あとはプールに一緒に行くとか、それが大学の経験といえばまさにその通りです。
 しかし、そうした中にもガイドラインがなければなりません。
 だからカレッジのシステムとかメンターシステムとか、そうしたものも用意しています。



【引用おわり】

 カレッジにおいて、障害当事者及び家族が期待するものを実現できるように努力した。
 確かに成果を上げることができた。
 1年間のプログラムを通じて、彼らは自信あるプレゼンをするようになった。
 最初は不安げで消極的態度だったものが、自信ある態度を示せるように変わってきた。
 プログラムしだいで成長を促すことができたのである。           
     
 (ケー)
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COMMENT 2

Thu
2018.06.21
10:37

長谷川正人 #s4XYmaWk

URL

お礼

ゆたかカレッジ代表の長谷川です。この度は、私どもの海外視察報告書のご紹介ありがとうございます!海外の知的障害者の大学生活の様子をひとりでも多くの方に知っていただくことで、日本においても高等教育の機会が広がることを願っています。私のフェイスブックにも、こちらのブログをご紹介させていただきました。

Edit | Reply | 
Thu
2018.06.21
16:16

事務局 #-

URL

Re: お礼

> ゆたかカレッジ代表の長谷川です。この度は、私どもの海外視察報告書のご紹介ありがとうございます!海外の知的障害者の大学生活の様子をひとりでも多くの方に知っていただくことで、日本においても高等教育の機会が広がることを願っています。私のフェイスブックにも、こちらのブログをご紹介させていただきました。


長谷川様へ

 カレッジというシステムを立ち上げた本論文の著者の方より、コメントをいただきありがとうございました。知的障がい者も大学のシステムに組み入れようとする先進的な試みに脱帽です。
 そもそも「手をつなぐ育成会」が結成されたのは、自分たちの子が学校に受け入れてもらえないというところから始まっています。知的障がいがあるという理由で就学猶予・免除されてきた歴史があります。母親達はそれを乗り越えて、60年以上の歴史を経て、特別支援学校への入学がごく当たり前の時代まで到達してきました。高等部教育も保障され、18歳までは学校教育が可能になりました。しかし、卒業後は一般就労か福祉就労や生活介護といった処遇がほとんどです。
 一般の人たちのように大学教育や生涯学習といった視点がほとんどありません。カレッジはそうした学習や生活のあり方を導入しようとする画期的なものです。今後の日本の教育にぜひ取り入れるべきものです。こうしたニーズはかなり高いことは確実です。インクルーシブな大学をぜひつくりたいものですね。(ケー)

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