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本人活動の組織化

 01, 2010 20:21
 第59回全日本手をつなぐ育成会全国大会福島大会(10月30日〜31日、郡山市)で開催された。
 その中で、本人大会を実施し、シンポジウム、6つの分科会を行い、多くの成果を上げた。
 分科会は次のようであった。
第1分科会=制度(いろいろなせいどについて知ろう)
第2分科会=自立(将来について考えよう)
第3分科会=権利(いじめにならないためには)
第4分科会=しゃべりば(みんなで話そう、ゲームしよう)
第5分科会=友達(人間関係でのやくそくごと)
第6分科会=ふれあい体験観光(いわき・ら・らミュウとアクアマリンふくしま鑑賞)

 そして、全国大会本人大会福島県実行委員長の辺見佐知子さんは、「ごあいさつ」で次のように述べている。

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 『福島で話そう 自分の気持ち 全国に伝えよう 私たちの思い』

 第59回全日本手をつなぐ育成会全国大会・本人大会は福島県郡山市で開催されることになりました。
 私は本人大会実行委員長として、目指していることがあります。
1 全国のみんなが集まって、お互いに意見を出しあい、活発に話し合える大会にしていきたい。そして、私たちの考えを親、支援者、学校の先生、職場の人たち、地域の人たちに伝えよう!
2 みんなで楽しく交流会をして、仲間づくりをしよう!
3 本人活動していると楽しいことがいっぱいある、そのことを発表してほしい。それを聞いて、みんなに知ってほしい。そして、みんなで全国に本人活動を広げていこう!
この3つの目標を全国の仲間たちと楽しみながら、一緒に実現したいと思います。
郡山は水と緑と音楽をテーマに街づくりをしています。また、山の紅葉も見ごろの季節です。ぜひ、郡山の街を楽しんでください。
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 活発に話し合うこと。仲間づくりすること。楽しいことを発表すること。
 そして、本人活動を全国に広げたいとしている。
 今後、山形県でもどのように「本人活動」を組織し、活発な運営をするか、1から考える必要がある。
 先進県を参考にしながら、推進していく必要がある。

 なお、「本人大会決議文」を次のように承認した。

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? 私たちのことを決めるときは、私たちぬきに決めないでほしい。
? 私たちがひつようなときに、てきせつな支援と、わかりやすく説明する人が制度してほしいです。
? 本人活動をもっと地域に広めていきましょう。
? 障がいのある人へのいじめやぎゃくたい、さべつを禁止する法律をつくってください。
? 世の中でおきているさまざまないじめやぎゃくたい、さべつがなくなることをねがっています。
? 年金がない人には、年金をもらえるようにしてください。福祉的就労の人には、工ちんをあげてください。
? 地域でくらせるようになるために、ホームヘルパー・ガイドヘルパーなどを安心して利用できるようにしてください。
? 自分たちには障がいがあってもできることがたくさんある。そのことをわかってください。
? 私たちがこまったとき、親や支援者はしんけんに話をきいて、いっしょに考えてほしい。やりたいという気持ちを、できるとかできないとか、かってに決めないでください。その人の気持ちをしっかり考えてほしいです。
? だれにとってもわかりやすいひょうしき、あんないにしてください。
? JRの料金を、距離にかんけいなく半額にしてほしいです。
? 障がいに関係なく、全国共通のカードにしてほしいです。
 福島から全国のみんなへ希望を伝えたいと思います。
                          平成22年10月31日
             第59回全日本手をつなぐ育成会全国大会 福島大会
                           本人大会参加者 一同
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 以上のように、話し合いの成果を決議文としてまとめた。
 ここまでまとめるにも、いろんなものを参考にし、支援を得ながら、さまざま苦労があったに違いない。
 そのプロセスを通じて、多くのことを経験し、学んだはず。
 こうした経験をする場を、山形県においてもどうやってつくりだすか、今後の大きな課題である。 
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