じょうほうの バリアを なくして ほしい

 23, 2017 05:00
 土本秋夫氏の文章は、本ブログでもつい最近取り上げた。
 知的障害のある立場から、「じょうほうのバリアをなくしてほしい」という訴えである。
 こうした訴えは、一般の社会に浸透してない。
 これが現状だ。
 社会における知的障害者に対するわかりやすい情報提供がなおざりにされている。
 多くの人たちがそのことに気づいていない。
 気づいていてもどうすればいいかわからない。
 確実な方策が見出されていない。
 多くの課題がある。
 その克服のために多くの人たちの結集が必要だ。

 そうした問題提起のきっかけとなるのが以下の第4回目の引用である。 



【引用はじめ】

大阪+知的障害+地域+おもろい=創造
知の知の知の知
社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所情報誌通算 2555 号 2015.7.28 発行

知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
シノドスジャーナル 2015 年 7 月 28 日

知的障害者への情報提供の必要性

 「自分たちは かんがえても うまくひょうげん することが むずかしい。
  どこが 人と ちがうのか あいてに つたえることが むずかしい。
  おや まわりの人の つごうで ふりまわされている。
 自分たちが どうやって わかりやすい じょうほうを もらい けいけんをし、たっせ いかんを えていくかです。
 そのために じょうほうの バリアを なくして ほしい。
 それが ごうりてき はいりょ です」(原文ママ)
  (土本秋夫(2011)「バリア(かべ)とおもうこと」『ノーマライゼーション』31(12),31-33.)
上記の文章は、知的障害のある方によるものです。

【引用終わり】



 土本氏の訴えは次のとおりとなる。
 1. 自分たちはうまく表現できない。
 2. 相手とどう違うかを伝えるのが難しい。
 3. 親や周りの人の都合で振り回されている。
 4. わかりやすい情報がほしい。
 5. 情報のバリアをなくしてほしい。

 こうした訴えを受け止め、課題解決に向けた取り組みをしなければならない。  
 
(ケー)
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