知的障害者の情報伝達は家族や支援者が代読・代筆する考えが主流

 22, 2017 05:00
 知的障害者にとって、今まで確実な情報提供の必要性について重要視されてこなかった。
 関係者が代わってやればいいとされてきた。
 知的障害者は分かるはずがないといった思い込みも強かった。
 それが家族や支援者にもあった。

 そうした問題提起が以下の第3回目の引用である。 



【引用はじめ】

大阪+知的障害+地域+おもろい=創造
知の知の知の知
社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所情報誌通算 2555 号 2015.7.28 発行

知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
シノドスジャーナル 2015 年 7 月 28 日

知的障害者への情報提供の必要性

 情報機器を使用する際や日常生活における情報伝達において、知的障害者自身が情報アクセスの主体であるということは、本人にも支援者や家族にも意識されにくい状況にありました。
 情報伝達やコミュニケーションが難しければ家族や支援者が代読・代筆や意思伝達をすればよいという考えが主流であったからです。
 ですが、知的障害者がいつでも家族や支援者から援助を得られる状況にあるわけではありません。
 また、時には家族や支援者こそが意識的・無意識的に情報伝達やコミュニケー ションを妨げてしまう場合もあります。

【引用終わり】



 知的障害者の生活が充実したものになるためにも、わかりやすい情報提供が大事である。
 そうした配慮が日常的に行われれば、生活が豊かになる。
 より自立した生活が可能となる。
 わかりやすさを追求する社会であれば、より一層の共生が実現できる。 
 
(ケー)
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