情報化社会の発展における「わかりやすい」情報提供の推進

 18, 2017 05:00
 現在の社会にあって情報化が進んでいる。
 情報機器の発展はすさまじい。
 そうした中で情報格差も大きい。
 情報量も多く、内容も複雑になっている。
 知的障害者にとって、こうなると生活しやすいとはいえない。
 いかにすれば、生活しやすくすることができるか。
 「わかりやすい」情報提供が求められている。
 こうすることで、知的障害者はもちろん、情報弱者と呼ばれる人にとっても朗報である。

 打浪(古賀) 文子氏の論文からである。
 本論文の紹介は第54回目である。連続で紹介している。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

5. 今後の課題    一 「わかりやすい」情報提供へ向けて一

 情報化社会はさらなる通信技術の発展によって,より早く,そしてより広がりつつある.
 その傍らで,言語がもつ表記や表現の難しさという側面に翻弄され,情報の受発信の場から排除され続ける人々の存在を見逃してはならない.
 彼らを「知的」障害者と為しているのは,言語使用において無意識に優位な立場に立つわれわれに他ならない.
 そのことを踏まえつつ,「わかりやすい」情報提供を推進していく必要がある.

(おわり)

【引用終わり】



 打浪論文を54回にわたって引用させてもらった。
 わかりやすい情報提供誌「ステージ」の編集会議に関する論考という視点は、ユニークであった。
 知的障害者独特の理解を実証する内容を示してくれた。
 これを手始めにさらなる検証を期待したい。              
        
  (ケー)
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