わかりやすい文章作成のルール

 24, 2017 05:00
 わかりやすい文章のルールは以下の引用に示した通りである。
 こうしたルールは我々の経験知として認識されているものだ。

 打浪(古賀) 文子氏の論文からである。
 本論文の紹介は第30回目である。連続で紹介している。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

3、 「ステージ」の実践からの示唆

3.2 「ステージ」作成における「わかりやすさ」

 ・わかりやすいが,内容は大人向けにする.
 ・小学校3年生レベルの読解力があれば理解できる文章にする.
・難しい言葉は,別の簡単な言葉に置き換える.
・漢字はできるだけやめて平仮名にする.
・一つの文章はできるだけ簡潔 に,短くする.
・文章の構造はできるだけ単純にする.
・接続詞はできるだけ使わない.
・時間的な経過をさかのぼることはしない.
・抽象的な言葉は避ける.
 ・比喩や暗喩や擬人法は禁止.
 ・二重否定をやめる.
 ・「 」を用いたかっこ書きはなるぺく使わない.
 ・「のりしろ」をつくる(指示語の使用や文章の省略を避け,必要に応じて単語を繰り返して使う).

 ただし,これらのルールは文章作 成の際のノウハウとしての経験知である.

(つづき)

【引用終わり】



 わかりやすい文章にするということは、単純で簡単な話でない。
 難しい言葉を別の言葉への置き換えだっていろいろ悩む。
 ニュアンスを正しく伝えるのはなかなか難しい。
 さまざま試行錯誤によって、より良いものになっていく。
 わかりやすい文章化作業に慣れる必要があるのだ。
        
  (ケー)
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