「わかりやすい」 情報にたどりつけるように

 12, 2017 05:00
 知的障害者に対する「わかりやすい」情報提供について、ネットの活用は未整備である。
 時事情報の配信も1例(2009年現在)のみ。
 2017年現在どうなっているか明確にはわからないが、すごく増えているとは思えない。
 公的機関からの「障害」に関する広報もアクセスが難しい。

 打浪(古賀) 文子氏の論文からである。
 本論文の紹介は第18回目である。連続で紹介している。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

2. 知的障害者への 「わかりやすい」 情報提供の学術的課題

2.3 先行研究の整理と学術的課題

 ホームページ等公開と広報に関する実践的研究について知的障害者を対象とした研究として確立されたものは,管見の限りシンボルを利用した時事情報の配信に関する実践的研究が1例のみ(棟方 ・山口, 2009)である.
 インターネットを利用した「わかりやすい」情報提供は ,内閣府などの政治関連や公的機関の「障害」に関する広報を中心に少 しずつ見られるが,そのページへのアクセスのための経路の整備が充分とはいえない.
 こうしたアクセスの詳細な解析には知的障害者からの検証が不可欠である.
 そもそも知的障害者のインターネットを利用した情報アクセスに関する利便性及び困難性さえまだ充分には明らかにされていない状況である.

(つづき)

【引用終わり】



 ネットを通じて、知的障害のある当事者自ら情報活用できるようにしたいものだ。
 ホームページなどに容易にアクセスできるシステムはどうあるべきか研究が必要である。
 PCなどのハード面も当事者向けに開発しなければならない。
 目的の内容にすぐアクセスするシステムの構築だって大事。
 こうしたことが実現できれば、高齢者もたやすく利用できる電脳空間が実現できるはず。       
     
  (ケー)
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