知的障害者に対する情報保障の遅れ

 27, 2017 05:00
 知的障害者に対する情報保障が他の障害者に比較しても遅れている。
 それに関する論文を取り上げている。
 打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )著「知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討」の論文を紹介する。
 その第2回目である。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

1.  は じ め に

 情報化社会が発展するにつれ,障害者の情報アクスをいかに保障するかが重要な課題となりつつある.
 視 ・聴覚障害者を中心とした情報保障の実践や研究が進む一方で,情報保障への取り組みが最も遅れているのが,知的障害の 分野である ( 野 沢, 2006a;古 賀, 2006).
 清報媒体の操作の困難, 情報ヘアクセスするためのルー トの整備不足 ,「わかりやすい」情報の絶対的な不足 ,支援者や家族 などによる不充分な情報提供などの複数の要因によって,知的障害者は複合的な情報格差の下にある (古賀,2006 ; 打浪 ,2011).

(つづき)

【引用終わり】



 知的障害者に関する情報保障が遅れている理由は、上記の引用をまとめると次のとおりである。
 1. 情報媒体の操作が難しい。
 2. 情報アクセスの整備不足
 3. 「わかりやすい」情報の絶対的不足
 4. 支援者等の不十分な情報提供
 こうした問題を解決するには、資金と人材の集中的投下が必要だ。
 まだまだこうした問題の重要性が認識されてないのが現状である。
 当事者の現状をいかに広めるていくかが課題となる。
    
  (ケー)
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