出生前診断に関する本人アピール

 01, 2017 05:06
 本人たちが20年前に、「出生前診断」に関する決議文を出したものがある。
 「出生前診断」に対する反対を表明するものだ。
 明快な言葉で社会に訴えるものになっている。
 全日本育成会本人部会で発表した。
   
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第10回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

文化的背景と文化的挑戦

 最後にわが国の例を紹介したい。
 昨年(1998年)、岐阜県で開催された全日本育成会全国大会本人部会では、出生前診断について話し合った。
 その翌日に親の会、行政、マスコミに向けて発表された決議文には以下のような簡潔、明瞭な一文が含まれていた。
 私たちの混乱を見事に静める力があった。

 おなかの赤ちゃんの障害がわかると生まないようにする出生前診断をやめてほしい。
 私たちは、「障害者は社会からいなくなればよい」という考え方に反対する。
 その考えは障害者をいためつける。
 (98年度本人部会決議文より)

(つづく)

【引用終わり】



 日本においても、「わかりやすい本」づくりなどの取り組みがなされてきている。
 まだ、それは全国的な運動にまでなっていないのが残念だ。
 それをリードし、賛同する人たちも徐々に増えていることに期待したい。
 本ブログもその役割を多少担っていると思いたい。 
    
  (ケー)
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