いかなるコミュケーションエイトを選択するか

 07, 2017 05:00
 コミュニケーションエイドの活用と言っても、一律でない。
 個々によって使用目的は異なる。
 個の実態に即した活用こそ必要だ。
 初めは本人が生活の中でもっとも必要とする場面に応ずるようにする。
 何度もそうした場面での対応に迫られるからである。
 例えば、食事とかトイレなどの要求場面が考えられる。
 そうしたものに関係した言葉をコミュニケーションエイドに登録しておくのだ。
 本人からの発信を促す練習も大切である。

 本論文の紹介は第206回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-4 言葉が不明瞭

A コミュニケーション(発信)を支える技法(AAC技法)

A-3 代替手段(ハイテク・コミュニケーションエイド)を提供する

•A-3-2 コミュニケーションエイドの選択

 利用する人の実態に応じたコミュニケーションエイドを選択することはとても大切なことである。
 その場合,利用する人がどのような場面で使うことが出来るようにしたいかを考えることが大切になる。
 例えば,コミュニケーションエイドを生活全般で使うことが出来るようにと考えるならば,ことばを多く登録することが出来るものが適切だと考えられ,場面を限定して使うことを考える場合は,コミュニケーションエイドの機能はそれほど高度なものでなくても十分であろう。
 どのような場面で導入するのかということを考えながらコミュニケーションエイドを選択していく必要がある。

(つづく)

【引用終わり】



 以上のようにコミュニケーションエイドを適切に導入できれば、本人とのやり取りがスムーズなものになる。
 本人のパニックなども減るだろう。
 こうしたものの導入は、本人と支援者等とのより良い関係づくりなのだ。  
 
  (ケー)
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