発話が不明瞭うまく伝わらない

 25, 2017 05:00
 発話における音声が不明瞭だと、相手に本人の意図が伝わらない。
 そうなると、いくら本人が言葉で伝えてもうまくいかないことを繰り返す。
 その努力は無駄になる。
 その繰り返しが続けば、言葉で伝えようとしなくなる。
 本人のコミュニケーション意欲を減退させてしまう。
 もっと本人がコミュニケーションしやすくする方策を見出す必要がある。
 そのためには、支援者が本人にとって適切な方策を試してみる。
 その中から、より良いコミュケーションの方策を導入するのだ。

 本論文の紹介は第196回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-4 言葉が不明瞭

 構音機能の発達が不十分であるために,発話が不明瞭になり,その結果,相手にうまく伝えられないことが原因で,誤解が生じることがある。
 一生懸命に伝えているのであるが,その内容が伝わらないということである。
 その結果,自分が意図していることと違った内容で相手に伝わってしまったとしたら,それを修正するのは大変な労力を要するものであると考えられ,諦めてしまうことがあるのではないだろうか。
 発信する側が自分の意図を正確に伝えるための技術が必要になってくるのである。

(つづく)

【引用終わり】



 それぞれの事例に応じた方策こそ重要だ。
 本人の音声に頼らなくてもいい方策が求められる。
 絵カードなどの視覚的情報によるやり取りが、よく用いられている。
 本人が求めるものを適切に提示できる手立てを整備できるといい。          

  (ケー)
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