コミュニケーションのルールが出来ていない

 15, 2017 05:00
言葉に発達上の障がいのある人は、当然コミュニケーションを図るための約束事がわからない。
 ここでは、コミュニケーション・ルールがうまく出来ないと表現している。
 言葉によるやりとりが成り立たない。
 それ以前に言葉を発することが難しい。
 言葉が物の意味や概念を表していることを理解するのが困難である。

 本論文の紹介は第186回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-2 コミュニケーションのルールが出来ていない

 言語に発達障害をもつ人は,一般的にコミュニケーターとしては有能でない。
 それは,文法や語彙を自在に駆使することが出来ないという問題や,言語を社会的に使うことにたけていないという面をもっているからである。
 その結果,コミュニケーションするためのルールが理解出来ないために,言語対象を的確に示さなかったり,聞き手の注意を得ず話し始めたりしてしまうのである。

(つづく)

【引用終わり】



 言葉によるコミュニケーションが難しい人には、それに代わる対応が必要だ。
 今までも、そうした代替手段を紹介してきた。
 対象となる本人の実態に即した適切な手立てを試みる。
 本人が容易に学習できる手立てを見出すことである。
 それによって本人とのやり取りがスムーズにできるようにしてゆくのだ。      

  (ケー)
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