介助者の思い込みが強すぎる

 09, 2017 05:00
 介助者自身の勝手な思い込みで、本人の意志や要求を考慮しない場合がある。
 こうしたことによって、本人のコミュニケーション意欲を低下させてしまったりする。
 本人のニーズはどのように発しているか、介助者は見極める必要がある。
 本人に対するきめ細かな実態把握が求められる。

 本論文の紹介は第180回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-1 介助者の思い込みが強すぎる

 音声表出でうまく伝えることが出来ない人と接するときに,介助者や支援者の勝手な思い込みにより誤解が生じることがある。
 どうせ彼らはコミュニケーションすることが出来ないからと考えて自己主張する機会を奪われたり,自己主張していても,こちら側の解釈で相手のことを考えてしまったりするからである。
 このような状況ではコミュニケーションを成立する機会そのものが少なくなってしまう。

(つづく)

【引用終わり】



 本人の意思や要求を見出すのに時間がかかる。
 だから、介助者は時間をかける。
 本人の動きを待つ姿勢が大切となる。
 ゆっくりペースを基調にした対応である。 

  (ケー)
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