興味の範囲が狭い

 04, 2017 05:00
 障がいのある人は、経験不足により興味関心が狭い。
 そうなれば、コミュニケーションも狭くなりがちである。
 それを広げる手立ても考慮する必要がある。
 その場合、興味のある話題から少しずつ広げていくことだ。
 さらに、自閉症児はこだわりが強くスケジュールが通常と異なったりするとパニックになったりする。
 そうしたことに関しても注意しながら、新しい内容を段階的に導入していくことである。

 本論文の紹介は第175回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-A-3 興味の範囲が狭い

 経験が少ないとおのずと興味の範囲が狭くなりがちである。
 その人の興味のある所から少しずつ選択肢を広げて経験を増やしていく必要がある。

 一方,自閉症や高齢な方の中には強いこだわりを示す人もいる。
 この場合,新しい経験をしてもらうことが必ずしも良い結果に結びつかない場合もある。
 興味の範囲で何度でも同じ話を聞いてあげることも支援者にとっては重要な場合もある。

(つづく)

【引用終わり】



 興味の幅を広げるには、行き当たりばったりでは本人たちに混乱を引き起こす結果になりかねない。
 慎重に少しずつスケジュールを変えてみるなど、本人の様子を見ながら対応すべきだ。
 抵抗なく、落ち着いて本人が受け入れられるかどうかである。
 経験の幅を広げることによって、コミュニケーションの幅も広がっていくことが期待できる。  

  (ケー)
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