選択の機会を増やすには

 28, 2017 05:01
 障がいのある人は、興味関心が狭く固定化しやすい。
 それ結果、経験不足の場合が多い。
 自ら新しいことをやってみようといった態度にも欠ける傾向がある。
 それがコミュニケーションがにも影響する。
 当然、言葉の数や内容の広がりも限りが出てくる。
 その対応のあり方をどうするか。
 以下にその一事例が記している。

 本論文の紹介は第168回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

A-5-4 選択の機会を増やすには

 いつも同じ選択肢ではなく,少しずつ新しい選択肢を導入していく。
 新しい選択肢は経験したものでなければ分からないため,試して選ぶという順序が大切である。
 例えば,ある人に「オレンジジュース?」,「グレープフルーツジュース?」と聞いても,飲んだことがなければ分からないはずだ。 
 まずは一口飲み物を口に入れてみる必要がある。
 その人に合った選択の方法で様々な選択肢を経験する必要がある。
 ただ,人によってはあまり新奇な刺激を好まない人もいる。
 慣れたものに近いところのものから徐々に広げる必要もある。

(つづく)

【引用終わり】



 周りにある身近なものを少しずつ導入することが大事だ。
 無理せず、少しずつやっていくことだ。
 それによって、選択肢を増やしていく。
 それに伴い、言葉も増やしていくやり方だ。
 それだからといって順調に進むわけでないが、根気強く計画的に進めることである。   
    
  (ケー)
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