語彙が乏しい

 27, 2017 05:00
 障がいのある人は、語彙の習得が不十分のためうまくコミュニケーションができない。
 こうした問題を以下では指摘している。

 本論文の紹介は第167回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-A-2 語彙が乏しい

 知的障害のある人や自閉症の人たちと会話をしているときに,会話が広がらないことがある。
 伝えたいことがあるとは感じられるのだが,うまく伝えることが出来ないのである。
 その原因に,語彙の不足が考えられる。
 語彙を多くもっていないために,うまく伝えることが出来ないということである。
 これは,我々が違う言語を話す人と会話をするときにおこっていることとよく似ている。
 少ない語彙で伝えようとすると,なかなか思っていることが伝わらないのである。

(つづく)

【引用終わり】



 以上のような問題についてどのように対応するか。
 まずは自発的な要求行動を発する状況づくりが大切である。
 そこから相手とのコミュニケーションが成立するからだ。
 本人が要求しやすい場面でなんらかの発信に応答してゆく。
 それが語彙を増やしていく出発点になるはずだ。
 言葉を発することの便利さを本人がわかることこそ必要となる。  
    
  (ケー)
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