ハイテク・コミュニケーションエイドといった代替手段を提供する

 11, 2017 05:00
 障がいのある人とのスムーズなコミュケーションを図るために、さまざまな代替手段が工夫されている。
 ローテク・コミュニケーションエイドとして、シンボルや写真などによるカードやボードがある。
 今まで取り上げてきたものである。
 これは、自作して本人に合ったものができる。
 また、手軽で安価なところがいい。
 ただ、持参するには不便なところもある。
 それに対して、ハイテク・コミュケーションエイドがある。
 絵や写真を音声に変換してくれたりする。
 音声言語を発することが困難な障がいのある人にとっては、すぐれものとして活用されてきている。
 以下に引用した内容を参照してほしい。
 
 本論文の紹介は第151回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

5 勝手に行動する(自己管理出来ない)

5-3 尋ねたり援助を求めることが出来ないので直接行動で訴える

A-3 代替手段(ハイテク・コミュニケーションエイド)を提供する

 コミュニケーションの代替手段で,パソコンを用いたコミュニケーションエイドやVOCA,PDAなどは,ハイテクのコミュニケーションエイドと呼ぶ。
 ハイテクエイドの場合は,その人自身の音声ではないが,音声を出力することが出来るため,周囲の人の注意を獲得しやすいという特徴がある。
 この伝達性の高さを活用してコミュニケーションが成立する快の経験をすることができるように活用するのである。
 ハイテクエイドの場合でも,利用する人が言いたい言葉をどのように登録するのかがとても大切なことになってくる。

A-3-1 ハイテク・コミュニケーションエイドとは?

 ハイテクコミュニケーションエイドとは,ハイテクを駆使したコミュニケーションエイドのことである。
 音声を出力することの出来るVOCA(Voice Output Communication Aids),コンピュータを使った意思伝達装置などがそれにあたる。
 相手の注意を引きやすい,コストが少し高めである,使う場所が限定されるという特徴をもっている。

(つづく)

【引用終わり】



 以上のハイテクエイドをうまく使いこなせるようにすれば、本人とのコミュニケーションもスムーズなものになる。
 本人と支援者等とのやりとりが円滑にできるようになる。
 より良い関係をつくりあげることができる。
 安定した生活になる。
 それを一つのプロセスととらえ、音声語を発する支援にもつながるよう、さらなる工夫があっていい。  
  
  (ケー)
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