代替手段(ローテク・コミュニケーションエイド)を利用する

 08, 2017 05:00
 音声によってコミュニケーションが困難な障がいのある人がいる。
 その場合、絵カード等の代替手段によってコミュニケーションを行えるようにする。
 本人にとって自発的な発信が可能となる。
 本人による要求が周囲の人たちにもスムーズに伝達できる。
 相互の関係がより良いものになっていく。
 そうした代替手段の利用を積極的にすすめているのが、以下の内容である。

 本論文の紹介は第148回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

5 勝手に行動する(自己管理出来ない)

5-3 尋ねたり援助を求めることが出来ないので直接行動で訴える

A-2 代替手段(ローテク・コミュニケーションエイド)を利用する

 コミュニケーションの代替手段で,コミュニケーション用のカードやボード,ブック,文字盤などをローテクのコミュニケーションエイドと呼ぶ。
 音声は出ているけれど,そのことばをどのように使っていいのか分からない場合や,音声によるコミュニケーションは出来ないけれど,文字やシンボルが理解出来ている場合には,ローテクのコミュニケーションエイドを使うことで,発信していることを明確に伝えることが出来るようにしていくのである。
 大切なことは,利用する人が言いたいことばをシンボルなどにしていくことである。
 使って良かったと感じることが出来るようなものをシンボルにする必要がある。

(つづく)

【引用終わり】



 どんな代替手段を利用したらいいか。
 本人のニーズが強いものだと身につきやすい。
 食べ物で好物を要求する時の身振りなどは、重度な子でも学習しやすいはずだ。
 個に即した対応でなければならない。 
  
  (ケー)
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