情報を構造化する

 03, 2017 05:00
 障がいのある人にとって、生活する状況は理解しにくい場合が多い。
 こうした状況をわかりやすくして、生活しやすいものにすることが必要だ。
 その実現を図ることによって、落ち着いた安定した生活になる。
 周囲もパニックにまき込まれることがなくなる。
 本人にとってより良い生活だし、家族や支援者等の関係者も問題を感じることが少なくなる。
 こうするためには、情報の構造化に努めることである。
 次の引用には、そのことを記している。

 本論文の紹介は第143回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

5 勝手に行動する(自己管理出来ない)

5-2 予定(見通し)がたたない(何をしていいか分からない)

C-2 情報を構造化する

 情報を構造化することは,分かりやすく伝えるためにはとても大切なことである。
 構造化は,情報を整理してその人に分かりやすく伝えるということである。

 構造化には,物理的な構造化,スケジュールの構造化,課題の明確さ,ルーティン,視覚的な明瞭さがある。
 空間,時間などを分かりやすく伝えることで,何をするのか,どこでするのか,どのようにするのか,終わったら次は何かをその人に分かりやすく伝えるということである。

(つづく)

【引用終わり】



 情報の構造化といっても、個別に対応しなければならない。
 一律同じようにはいかない。
 オーダーメイドの在り方が必要となる。
 本人の実態に合ったものを工夫することだ。
 基本的には、本人への分かりやすい情報伝達の在り方をさまざま考えようとなるものである。
 細分化するとか、スモールステップ化を試みる。
 あるいは見える化に努めたりする。
 今までも繰り返し取り上げてきたが、絵カード、タイムエイド等を活用することである。
  
  (ケー)
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