何をしていいか分からない、パニックになってしまう

 02, 2017 05:00
 自閉症等の障がいのある人は、自傷行為や他傷行為などを突発的に起こす場合がある。
 なぜ、こうしたことを起こすのだろう。
 予定の変更が突然あったりすると、そうしたことに陥る場合がみられる。
 結局、本人にとって混乱していることが、問題を引き起こすことになる。
 本人が状況理解をなされてないことが問題となる。
 以下に引用する内容もそのあたりの問題を取り上げている。

 本論文の紹介は第142回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

5 勝手に行動する(自己管理出来ない)

5-2 予定(見通し)がたたない(何をしていいか分からない)

 知的障害をもつ人や自閉症をもつ人のなかには,パニックなどに代表される困った行動をしてしまう人がいる。
 この原因の一つに見通しをもつことが出来ないということが考えられる。
 つまり,何をしてよいのかが分からないからである。
 何をしてよいのかが分からない場合には,誰もが不安になるはずである。
 多くの場合,それは自由な時間ではなく,誰かに何かを期待されている場合だからである。
 だから,何をしてよいのかが分からないことで不安になるのである。

(つづく)

【引用終わり】



 何をしていいかわからない状態に置かれると、誰しも不安になり落ち着いていられなくなる。
 それは障がいのある人であれば、なおさらである。
 障がいのある人が混乱する状況に陥らない対応が必要だ。
 生活全般のあり方が重要である。
 本人は安定的に活動できる生活を求めている。
 そうした状況づくりが支援者には求められている。
  
  (ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?