時間が分からない

 30, 2016 05:00
 時間の理解が難しい障がいのある人は多い。
 そのために、多くの問題が生じているケースもある。
 時間の経過を障がいのある人にもわかりやすく伝えることが重要だ。
 アナログの時計が難しいから、デジタルだといいわけでもない。
 時間の経過がはっきりと見える工夫でなければならない。

 本論文の紹介は第139回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

5 勝手に行動する(自己管理出来ない)

5-1 時間が分からない

 知的障害をもつ人や自閉症をもつ人が困るものの一つに時間の理解がある。
 なぜならば,時間は目に見えないものだからである。
 「○○時になったら」とか「あと○分間」と言われても,それがイメージしにくいからである。

 そこで,時計の活用を考えるわけであるが,数字が読めるからとデジタルの時計を活用した場合,時刻は読めてもそれが時間と結びつかない人たちもいる。
 つまり,数字は読めるがそれを時間として,一日24時間のどの場所に位置づけられるのかが分からないということである。
 では,アナログの時計を使ったらどうか。
 アナログの時計から時間を読み取るのも困難な人が多いのである。

(つづく)

【引用終わり】



 時間の経過をわかりやすく提示できる手立てを工夫する。
 そうすることで、障がいのある人も安心して課題に取り組むようになったりする。
 今まで落ち着いて課題に取り組むことができなかった本人も、ここの時間までと区切りがはっきりすると、取り組み方も違ってくる。
 このあたりのことも、以前取り上げた事例で示したことがある。
  
  (ケー)
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