情報を構造化する

 22, 2016 05:00
 障がいのある人が混乱しない生活のあり方を模索することが大事である。
 それが構造化という考え方だ。
 シンプルで順序良く、整理された形で提示することである。
 本人が理解しやすく、スムーズに活動できるようにするのだ。
  
 本論文の紹介は第131回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

4 指示が通らない(コミュニケーション出来ない)

4-7 指示の仕方が悪い

【事例】

C-2 情報を構造化する

 情報を構造化することは,分かりやすく伝えるためにはとても大切なことである。
 構造化は,情報を整理してその人に分かりやすく伝えるということである。

 構造化には,物理的な構造化,スケジュールの構造化,課題の明確さ,ルーティン,視覚的な明瞭さがある。
 空間,時間などを分かりやすく伝えることで,何をするのか,どこでするのか,どのようにするのか,終わったら次は何かをその人に分かりやすく伝えるということである。

(つづく)

【引用終わり】



 構造化というとなんだか難しく聞こえる。
 結局、本人にわかりやすく提示しようということである。
 明示的で視覚化を心がけるのだ。
 例えば、くつをきちんとそろえて脱げるようにする場合どうするか。
 くつあとを玄関口に描いておく。
 そこにそろえて置くよう支援する。
 そうすれば、比較的に簡単にくつをそろえる習慣は身につく。
 そのくつ跡をチョークで描いておけば、だんだんとそのくつ跡が消えていく。
 そして、くつ跡が消えてもくつをそろえる習慣は身についていることにもなる。
 こうしたやり方をさまざま工夫することだ。
 構造化は合理的配慮にも通ずることでもある。
  
  (ケー)
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