様々な状況をシュミレーション

 03, 2016 05:00
 障がいのある人にとって、様々な状況への対応がうまくできないことが多い。
 柔軟な対応ができない。
 臨機応変な対応が苦手である。
 応用もうまくできず、パニックになることだって珍しくない。
 こうした事に対して、事前のシュミレーションが重要だ。
 特に、スケジュールを前もって言っておくことである。
 本人が理解できる形で知らせておく必要がある。

 本論文の紹介は第112回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

4 指示が通らない(コミュニケーション出来ない)

C-3 方略を教える

 障害のある人は,障害のない人に比べて経験をつむ機会が少ないのが現状である。
 また,実際に,経験出来ないこともたくさんある。

 狭い通路に人が大勢いるので,通り抜けることが出来ずにウロウロしたり,人にぶつかってでも通り抜けようとする人もいるが,これが多くの人には問題行動と映る。
 しかし,どうしていいか分からない人にとっては仕方のないことかもしれない。

 ここで,「通らして下さい」と言葉やコミュニケーションカード,あるいは,ジェスチャーで訴えると上手く通れることをモデルが見せてあげると上手くいく場合がある。

 時には,作為的に状況を作り上げて経験してもらう必要もあるのかもしれない。
 さらに,状況が作りにくい場合には,ビデオや漫画でシュミレーションすることも考えられる。
 米国には様々な事態をシュミレーションする本やCD-ROMが市販されている。

(つづく)

【引用終わり】



 言葉が理解できない障がいのある人には、いろんな手立てのコミュニケーションツールを試みることである。
 絵カード、ジェスチャー、ビデオ等である。
 毎年行われる行事に参加するといった場合は、写真やビデオを前もって見せておくといい。
 あらましを知らせておくと、比較的落ち着いて参加できる。
  
  (ケー)
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