指示が理解出来てもどうすべきか分からない

 02, 2016 05:00
 障がいのある人は、経験不足がさまざま混乱をもたらす。
 そうした課題は、ていねいに克服しなければならない。
 実態に即して段階的・計画的に支援することである。
 うまく行動できない場合は、適切な援助によって本人が満足するようにすることだ。
 その援助も徐々に減らしていくことも考慮に入れて。  

 本論文の紹介は第111回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

4 指示が通らない(コミュニケーション出来ない)

4-5 指示が理解出来てもどうすべきか分からない

 指示が通らないのは,指示が理解でき出来ていないばかりとは限らない。
 指示されたことが理解出来たとしても,どのように行動してよいのか分からないために,混乱する場合がある。
 例えば,知らない街に旅行中に「銀行はどこですか?」と聞かれ,意味は分かっても,その街を歩いたことが無いので指示が出来ないわけである。
 誰もが経験をつんでいないことは分からないと言える。
 このような場合,具体的に行動を教えることが大切である。
 この場合はこのようにするというアイデアを提案するのである。

 社会経験が不足してしまいがちな障害をもっている人の場合,どのように行動すればよいのかが分からないで混乱していることも多いはずである。

(つづく)

【引用終わり】



 障がいのある人にとって、生活場面においてさまざま混乱することも多い。
 実態からみて難しいことも多いからである。
 本人の実態に応じた課題にすることが重要だ。
 課題の内容を細分化してスモールステップによる支援を心がける必要がある。
  
  (ケー)
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