情報を分かりやすくする

 23, 2016 05:09
 コミュケーションが困難な障がいのある人に、いかに対応するか。
 さまざまな対応のあり方について、紹介してきた。
 障がいのある当事者にとって、わかりやすい情報伝達の工夫である。
 一人一人の実態に即したやり方が必要なのだ。
 音声言語の理解が難しい人たちにどんな対応をするのがいいか。
 
 本論文の紹介は第103回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

4 指示が通らない(コミュニケーション出来ない)

4-4 指示が理解出来ない

C-1 情報を分かりやすくする(情報をアクセシブルにする)

 言葉を聞いて分からなくても絵にすると分かる人がいる。
 視覚情報の音声化,聴覚情報の視覚化など,モードを変換することによって情報理解を促進することはとても重要である。
 また,一度に多くの情報を利用することは出来なくても1つ1つの情報なら理解出来る人がいる。
 例えば,「トイレに行って,手を洗ってから,食べましょう」と指示すると,いきなり食べ始める人がいるが,このような人でも「トイレに行きましょう」,「手を洗いましょう」,「食べましょう」と1つずつ指示すると理解出来る場合がある。

 情報そのものを分かりやすくすることはコミュニケーション成立に非常に重要である。

 情報のモード,大きさ,色,コントラストなどの要因を個々に合わせることによって情報はアクセシブルになる。
 また,提示される複数の情報の配列,位置,時間なども考慮する必要がある

(つづく)

【引用終わり】



 本人が理解できるモードにする。
 音声による指示に従うことができないのなら、視覚的な指示に置き換える。
 絵や写真カードなどの提示ということは、よく実施されるようになった。
 障がい者の実態をよく見極めた支援によって、スムーズなコミュニケーションを行う必要がある。
  
  (ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?