いつまでにするのかを理解する支援

 31, 2016 05:00
重度の障がいのある人にとって、課題の見通しがわかるようにするのはなかなか難しい。
 そのための支援を工夫すれば、障がい当事者と支援者のより良い関係をつくることができるだろう。
 本人にとって課題が受け入れやすいようにする。
 その一つとして、時間が本人にも見えることが必要だ。
 数字の読み取りが難しい人が多い。
 光の数が減っていくタイムエイドなどを使うといい。
  
 本論文の紹介は第80回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

3 コミュニケーション出来るが自分で決められない(自己決定出来ない)

3-5 選択したくない

【関連支援技術】

•タイムエイド

 いつまでにするのか,いつ終わるのかといったようなことが分かることは,とても大切なことである。
 時間に見通しをもつことが出来れば,安心して生活をすることが出来る人たちもいるに違いない。
 しかし,アナログの時計やデジタルの時計からでは,見通しをもつことが出来ない人も多くいる。
 数字は読めても時間を読みとることが出来なかったり,針の移動は分かるけれども,時刻を読みとることが出来なかったりするからである。
 そのようなときにタイムエイドが役にたつ,時間を量で表してくれるものだからである。
 時間が光の数で表されたりするならば,残り時間などを理解して見通しをもつことが出来る人もいると考えられるからである。

•キッチンタイマー

(つづく)

【引用終わり】



 上記の事例は、時間をはかったり、回数をかぞえたりする課題に応用できる。
 本人がそうした道具を理解できていることが前提である。
 
  (ケー)
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