時間をあける・タイミングをみる

 30, 2016 05:00
 自分の好みを自分自身で選択できるようにしたい。
 重度障がいのある人にとっては、難しいケースもある。
 そうした事例をたくさん紹介してきた。
 一つの条件として、タイミングも大事である。
 特に、満腹時に食べ物を提示することは避けたほうがいい。
  
 本論文の紹介は第79回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

3 コミュニケーション出来るが自分で決められない(自己決定出来ない)

3-5 選択したくない

 誰もが選択したいものと,どうでもいい選択肢があるはずである。
 これは障害のある人にとっても同じことだ。
 選びたくないものを選ばされるのは苦痛なことかもしれない。
 選択肢の提示は自己決定を引き出す上で重要なことだが,十分考えて選択肢を提示する必要がある。

B-5 時間をあける・タイミングをみる

 満腹時に食べ物の選択を求められても,ほとんどの人はあまりそれに興味を示さないだろう。
 このように選択をする上で,タイミングは重要な要素である。
 選択肢を提示して反応がなくても,後でやってみると反応がある場合もある。

(つづく)

【引用終わり】



 タイミングなども考慮した対応は、大切である。
 こうした条件も忘れないことである。
 いかなる条件の下で、いかなる選択肢を提示し、どのような支援を行うか。
 支援者側の熟慮が大事となる。
 
  (ケー)
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