伝える方法が分からない

 28, 2016 05:00
音声言語を持たない障がい児がコミュニケーションできるようにするための支援のあり方について、さまざま報告してきた。
 代替手段によって、意思表出する方法である。
 いくつかの事例から、その実態に即した支援を紹介してきた。
 特に、自分の要求をどのように選択するかについて、さまざまな方法を以下に提示した。
  
 本論文の紹介は第77回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

3 コミュニケーション出来るが自分で決められない(自己決定出来ない)

3-4 伝える方法が分からない

 心の中で決めていても相手にそれを上手く伝えられない場合がある。
 言葉を持たない人たちは,意思表出の代替手段を確保する必要がある。

A-5 選択の技法

 選択肢を選ぶ方法として,直接選ぶ方法と間接的に選ぶ方法がある。

 直接示す方法には,
 手を延ばす,
 言葉で伝える,
 指差す,
 視線で示すなどの方法の他に,
 コミュニケーションエイドを使う方法が,
 間接的なものとしては,
 相手が1つ1つ示す選択肢に対し,Yes/Noのサインで答える方法がある。

 いずれの方法も誰もがすぐに使えるわけではなく,障害によっては練習することが必要となる。

(つづく)

【引用終わり】



 いくつかの選択肢から、自分の要求をどのような方法で示すか。
 上記では、直接的選択法と間接的選択法に分けて整理している。

1. 直接的選択
 ① 手を延ばす
 ② 言葉で伝える
 ③ 指差す
 ④ 視線で示す
 ⑤ コミュニケーションエイドを使う

2 間接的選択
 提示されたものに、Yes/Noのサインで答える

 本人の実態に即した方法を模索して、計画的に導入することである。
 
  (ケー)
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