選択の機会を増やすには

 17, 2016 05:00
 選択行動を身につけるには、障がいのある人に合わせて対応することだ。
 何が好きかを明らかにしなければならない。
 一つずつ経験させてみてから、選択場面に導入する方がいい。
  
 本論文の紹介は第66回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

3 コミュニケーション出来るが自分で決められない(自己決定出来ない)

3-1 選択経験が無い

A-5 選択の技法

A-5-4 選択の機会を増やすには

 いつも同じ選択肢ではなく,少しずつ新しい選択肢を導入していく。
 新しい選択肢は経験したものでなければ分からないため,試して選ぶという順序が大切である。
 例えば,ある人に「オレンジジュース?」,「グレープフルーツジュース?」と聞いても,飲んだことがなければ分からないはずだ。
 まずは一口飲み物を口に入れてみる必要がある。
 その人に合った選択の方法で様々な選択肢を経験する必要がある。
 ただ,人によってはあまり新奇な刺激を好まない人もいる。慣れたものに近いところのものから徐々に広げる必要もある。

(つづく)

【引用終わり】



 選択するものを導入する時でも、慎重な対応が必要だ。
 上記のように、慣れたものに近いところからから少しずつ広げるというのは大事な指摘である。
 障がいの重い人は、慣れるにも時間を要するからである。
 時間をかけゆっくり提示することである。
  
  (ケー)
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