発信の意味が分かりにくい

 28, 2016 05:00
 発信があってもその意味が分からない。
 発信もいろんな形で行われる。
 泣くこと、身振り、不明瞭な音声、行動等なかなかうまく伝わらない。
 その中でも、分かりやすいものを見つけて意思疎通を図っていくことである。
 最も単純なYes・Noなどについて明らかにできるようにするのだ。 

 本論文の紹介は第47回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

2 発信はあるが,意味が分からない

 何か一生懸命訴えるのに意味が分からないことがある。
 「何を拒否しているのだろう?」,「なぜ泣くのだろう?」,「あの身振りはなんだろう?」,「何か声で訴えているのに不明瞭で聞き取れない」,「行動で何か訴えているのは分かるのに?」と我々受信者が悩むのと同時に,「どうして分かってもらえないのか?」,「訴えても無駄かな?」と発信者も感じているはずである。

 コミュニケーションの不成立はストレスのかかるものである。
 そのため,分からない発信に意味づけしようと試みる人もいるが,そのことがさらにコミュニケーションの誤解を増大させる。
 そのため,相手の発信を分析し,適切な手段で意思を読み取る必要がある。

想定される具体例:
 •拒否が何に対する拒否か分からない
 •身振りで訴えてくるが意味が分からない
 •声が出ているが何の意味か分からない
 •勝手に行動するが理解出来ない

(つづく)

【引用終わり】



 食事場面などにおいて、好き嫌いなどの意思表示が一番取り組みやすい。
 要求度の高いものから始めるのが基本である。
  
  (ケー)
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