メッセージの選択

 10, 2016 05:10
 音声コミュニケーションが困難な障がいのある人にとって、VOCA(Voice Output Communication Aids)ヴォカは、適切に活用すれば、とても役立つ。
 それを役立つように用いるポイントが以下の引用にきされている。
 大事な観点である。

 本論文の紹介は第29回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

1-4 発信手段を持たない

 発信手段がなければ訴えることができないのは当たり前のことである。
 外国に行って言葉が分からないときには,あまりコミュニケーションをとりたくない人が多いはずである。
 訴える手段を獲得すると訴える行動も増えてくる。

A-3 代替手段(ハイテク・コミュニケーションエイド)を提供する

A-3-5 メッセージの選択

 メッセージの選択は重要である。
 VOCAに導入されることばは,支援する側が登録することになるので,利用する人が言いたいと思うことばを入れるように配慮する必要がある。
 それを意識していないと,こちらが使って欲しいと思うことばや,使ってもらうことで,支援する側が満足するようなことばを入れてしまう可能性があるからである。
 支援する側にとって都合のいいことばは,利用する人の発信行動を管理してしまう恐れがあるので注意が必要である。

(つづく)

【引用終わり】



 利用する本人の立場で、必要なメッセージをVOCA(Voice Output Communication Aids)ヴォカに登録することである。
 本人がよく要求するメッセージといったことである。
 そうすることで、VOCA(Voice Output Communication Aids)ヴォカの活用を促す。
 やりとりが盛んに行われるようにするのだ。
 VOCA(Voice Output Communication Aids)ヴォカの活用が、本人にとって便利だということを明らかにすることである。

  (ケー)
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