コミュニケーションエイドの選択

 07, 2016 05:00
 言葉によるコミュニケーションが困難な障がいのある人に対し、代替手段によってコミュニケーションができるようにする。
 そのためには、障がいのある人の実態に応じた対応でなければならない。
 その対応について、以下で説明している。

 本論文の紹介は第26回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

1-4 発信手段を持たない

 発信手段がなければ訴えることができないのは当たり前のことである。
 外国に行って言葉が分からないときには,あまりコミュニケーションをとりたくない人が多いはずである。
 訴える手段を獲得すると訴える行動も増えてくる。

A-3 代替手段(ハイテク・コミュニケーションエイド)を提供する

A-3-2 コミュニケーションエイドの選択

 利用する人の実態に応じたコミュニケーションエイドを選択することはとても大切なことである。
 その場合,利用する人がどのような場面で使うことが出来るようにしたいかを考えることが大切になる。
 例えば,コミュニケーションエイドを生活全般で使うことが出来るようにと考えるならば,ことばを多く登録することが出来るものが適切だと考えられ,場面を限定して使うことを考える場合は,コミュニケーションエイドの機能はそれほど高度なものでなくても十分であろう。
 どのような場面で導入するのかということを考えながらコミュニケーションエイドを選択していく必要がある。

(つづく)

【引用終わり】



 障がいのある人とのコミュニケーションが、よりスムーズにいくようにするため利用者の実態に即したエイドを見出すことが大事となる。
 はじめは利用する障がい者がより容易に取り組めるものでなければならない。
 少しずつ進展することを考えたものにしていく必要がある。
 はじめは欲張らない方がいい。

  (ケー)
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