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ノーマライゼーションってなんだっけ?

 28, 2010 13:55
ノーマライゼーション(normalization)
1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念のひとつ。
障害者と健常者とは、お互いが特別に区分されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考えかた。またそれに向けた運動や施策なども含まれる(ウィキペディアより)とある。

先日、県育成会事務局に「さいたま市手をつなぐ育成会」の会報『YOUR』が送られてきました。
パラパラとめくっていたら、代表理事の浅輪田鶴子さんが書いた記事に目がとまりました。
ご本人から了解も得ておりますので転記します。

『転記』
◆実力は正しく評価してください
 孫が中学生になって、地元の体育祭を見に行きました。
 クラスごとの競い合いで、赤、白、青、黄の四つの組に得点が入ります。一レースは四人ずつ走るのですが、時々オレンジ色の鉢巻きをした子が加わって五人で走ることがあります。だんだん分かってきました。オレンジは支援学級の生徒なんですね。
 オレンジの子はほとんどが5位ですが、中には3位かな、2位かなという子もいたのに、みんな5位の旗のところに座らせられるのです。
「あの子、3位じゃないの。何で5のところにいるのよ」
 隣に座っている夫にブツブツ言っているうちにがまんができなくなって、立ち入り禁止のテープをまたいで、支援学級の担任に意見を言いに行きました。
「さいたま市育成会の浅輪です。特別支援学級の生徒はどうして2位になっても3位になっても5位ということになるのですか。彼らは自分の力で3位を勝ち取ったんじゃありませんか。褒められる機会の少ない彼らが自分の力で勝ち取ったものを、正しく評価していただけませんか」
 先生はにこにこしながら話してくれました。
「オープン参加という形で参加させてもらっています。おっしゃる通りだと思いますが、総合得点が絡んでいるので、むずかしいのです。努力してみたいと思っています」
 なんか、違うよなあ。ノーマライゼーションってなんだっけ?
『転記終』
みなさんはどう感じましたか?
特別支援学級の生徒だから仕方がないのでしょうか・・・
私は浅輪会長の気持ちと同じ気持ちになりました。
ただ、私がその場にいても浅輪会長のように立ち入り禁止のテープをまたぐ勇気はなかったかもしれませんが・・・
でも、頑張って2位や3位になった本人は5位の旗の所に座らされることに納得はできていなかったでしょうね。
本人たちの気持ちになると、胸のモヤモヤは晴れません。

先日、高等養護学校の保護者の方と話をする機会があったのですが、やはり運動会のことが話にでまして、中学の時の運動会では、邪魔にならないようにと、小さくなって参加していたけど、高等養護学校に入ってからは色々な役割をもらって張り切って生き生きと参加している。そういう姿をみて、なんでも良いから責任を持たせてもらうとあんなに子どもたちの表情が変わるんだなぁと思った。とおっしゃっていました。

山形でのノーマライゼーションもまだまだなんでしょうね・・・
さいたま市育成会副代表理事の宮部さん、色々とありがとうございました(F)

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