障がい者のコミュニケーション支援研究の問題

 18, 2016 05:10
 障がい者のコミュニケーション支援に関する先行研究は、数多いと言う。
 それも情報技術開発に関するものである。
 しかし、現場の実情が十分反映されてないのが現状のようだ。
 以下、そうした問題を指摘した内容が述べられている。 

 本論文の紹介は第3回目となる。



【引用はじめ】

 知的障がい者のコミュニケーション支援に向けたテキスト分析
 工藤 瑞香 大塚 裕子(公立はこだて未来大学システム情報科学部)
 打浪(古賀)文子(淑徳短期大学こども学科)
 言語処理学会 第19回年次大会 発表論文集 (2013年3月)
 file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/Y5LKSS8K/B4-5.pdf

2. 先行研究

 情報技術開発による障がい者のコミュニケーション支援の研究は,数多く行われている.
 しかし,障がいの程度や種類により,ニーズが異なるため容易ではない.
 また,情報技術開発による支援は,現場のニーズを必ずしも知らない技術者による研究が主であることが多い[市川 2006].

 わかりやすい文章構造の先行研究については,情報バリアフリーの観点から,「ステージ」 と毎日新聞での漢字使用率や文章の長さの比較分析を行った研究がある[羽山 2010].

【引用終わり】



 知的障がい者それぞれのニーズを踏まえた、コミュニケーション支援に関する研究が十分行われていない。
 それは障がいに関する理解を踏まえない研究が行われていることに問題がある。
 障がいと言ってもひとくくりにとらえられない複雑さが研究を困難にしている。
 障がい者向けの文章と一般の人たち向けの文章は、どの程度異なるか、比較分析するといった基礎研究は貴重である。
 
 (ケー)
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