情報をわかりやすく変換して提供する

 13, 2016 05:00
 ワークショップを知的障がいのある人と実践した。
 グループホームにおける生活状況を知ることをねらいとしたものである。
 障がいのある当事者がその生活の様子について、スライドなどを用いて発表した。
 身近な事例についてわかりやすい表現があれば、参加者も質問するなどのやりとりはできていた。
 ただ、いかに障がい当事者が興味を持って積極的に話し合いの場に参加するかは、まだまだ課題も多い。
 その課題が明らかになっていないことが以下にも指摘されている。

 本論文の紹介はこれで第8回目となる。



【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/DM59WIH0/kiyou08-13.pdf

当事者参加型の研究における知的障害のある人への情報提供支援について ~試行的ワークショップを事例として~
狩野晴子

5 まとめ

 今回のようなワークショップでは、まずインストラクター(入居者委員会)が情報を理解し、イ ンストラクター(入居者委員会)が媒体となって参加者に情報を伝える役目を果たす。
 つまり、ワー クショップを効果的にすすめるためには、インストラクター(入居者委員会)が質問をどの程度理解しているか、また、理解した内容を他者に伝えることができるかが鍵となる。
 わかりやすい情報提供という視点からいうと、今後、工夫や改善は必要だが、スライドを使用すること、絵や写真を 用いることは有効な手段と考えられることがわかった。
 しかし、その一方で、情報をわかりやすく変換して提供することだけでは十分とは言えず、更に一歩踏み込んだ理解へと結び付ける支援が支援者に求められているのではないだろうか。

(つづく)

【引用終わり】



 わかりやすい情報提供は、視覚的手段を用いることである程度まで理解を図ることは可能だ。
 こうした努力は今後とも行っていかなければならない。
 それがまだ十分なされていないからである。
 でも、それだけでは限界があることも確か。
 限界はあるとはいえ、なされていない部分が多いのだから、不十分なところをしっかりうめていく実践が必要である。

 (ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?