視覚的資料によるプレゼンテーション

 11, 2016 05:00
 スライドを使ったプレゼンテーションは、わかりやすい情報提供法の一つと言っていい。
 さらに、プレゼンをさらにわかりやすいものにするには、具体的で身近な事例を通じた内容にすることが重要。
 また、参加者が集中して活動するためには、時間配分にも気を付けることだ。
 以下に、その事例が記されている。 

 本論文の紹介はこれで第7回目となる。



【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/DM59WIH0/kiyou08-13.pdf

当事者参加型の研究における知的障害のある人への情報提供支援について ~試行的ワークショップを事例として~
狩野晴子

4 ワークショップを終えて

 スライドの使用は参加者の理解を助けるために有効な方法のひとつであるといえよう。
 また、スライドを用いる際は、Eさんの発表のように抽象的な事柄ではなく具体的でわかりやすい内容であること、文字情報だけでなく視覚的な資料(写真や絵など)を併用することで更にわかりやすい情報提供が可能になるだろう。
 今日、このようなスライドの使用は、大学の講義やシンポジウムなどで一般的に用いられるプレゼンテーション手段となっているが、知的障害のある人たちの会議や活動ではまだ稀である。
 今後、わかりやすい情報提供の有力な手段としてより一 層の研究、開発が望まれる。

 第3部のミニワークショップは、スライドで映し出したひとつの質問をインストラクターが読み上げ、参加者は一斉に○か×で答え、その後、数名の参加者にそのように答えた理由を説明してもらうという流れで進められた。
 この一連の作業を、途中で休憩をとりながら約3時間かけて40問分繰り返し行ったが、インストラクターの疲労が大きく、第1章(10問)を終えたところでインストラクターが交代する場面があった。
 また参加者にとっても長時間の集中が求められるため、質問の量については、今後検討が必要だと思われる。

(つづく)

【引用終わり】



 知的障がいのある人たちの多くは、以上のようなワークショップといった機会にほとんど恵まれたことがなかった。
 こうした機会と場に参加することは意義深い。
 自立的生き方につながる実践となる。
 今後、多くの経験を積み重ねることが重要だ。

 (ケー)
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