グループホームで暮らす知的障害のある人による委員会

 06, 2016 05:00
 障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会は、1400名もの会員をようする学会だ。
 その中に「入居者委員会」があり、知的障がいのある人が中心になって、活動している。
 入居者の立場からより良いグループホームづくりを目指して活動している。
 以下において、学会の目的・組織、入居者委員会のことが説明されている。

 本論文を取り上げたのは第2回目となる。



【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/DM59WIH0/kiyou08-13.pdf

当事者参加型の研究における知的障害のある人への情報提供支援について ~試行的ワークショップを事例として~
狩野晴子

1 障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会、入居者委員会とは

(1) 日本グループホーム学会の目的・組織

 日本グループホーム学会は、障害の種別や程度に関わりなく、どんな人でも地域で快適に暮らせる場所としてのグループホームをつくることを目的としている。
 その目的のもとに、障害のある人、援助者、家族、研究者等、様々な分野に所属する人が集まり、この問題について研究し、成果を分け合っている。
 会員数は約1400名、役員、運営委員会、通常委員会がおかれ、入居者委員会はそのうちの通常委員会に含まれる。

(2) 入居者委員会

 入居者委員会は、グループホームで暮らす知的障害のある人による委員会である。
 首都圏に住む10名前後の委員が、入居者の立場からグループホームについて検討し、よりよいグループホームをつくるために活動している。
 3~4名の支援者が当事者の委員とともに活動し、サポートを行っている。
 なお、本稿における「支援者」とは、当事者主体の考え方に基づき、当事者の意思を尊重し支え、その上で協力を行う人(河東田:1996)を意味する。
 入居者委員会では、2006年から2008年まで、独立行政法人福祉医療機構の助成を受け、「入居者によるグループホーム評価基準の作成に関する研究」を行ってきた。
 2009年度は、入居者が自分のグ ループホームと自分の暮らしを考えるためのテキスト「グループホームでいきいきと」を完成し、 それを使用して全国各地のグループホーム入居者とワークショップを行う予定である。  

(つづく)

【引用終わり】



 グループホームに入居している障がいのある当事者が主体となって、その生活のあり方について追求している日本唯一の学会組織と言っていい。
 そこでは、自分たちの暮らしはいかなるものかを話し合うワークショップを開催したりしている。
 本論文は、その成果を取り上げたものである。

 (ケー)
関連記事

COMMENT 0

WHAT'S NEW?