文の構成をはっきりさせる

 18, 2016 05:00
 知的障がいのある人にとって「わかりやすい情報提供」のあり方を以下に述べている。
 「わかりやすい情報提供」に関する「ガイドライン」だ。
 前回では、次の2点について述べた。
 1 具体的に書く
 2 複雑な表現を避ける
 今回は、さらに次の2点が加わる。
 3 文の構成をはっきりさせる
 4 表記はみやすいゴシック体でルビなどふって、常とう語を用いる

 詳しくは以下を参照。



【引用始め】

http://synodos.jp/welfare/14700
2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学

付記 「わかりやすい情報提供のガイドライン」 

【文の構成をはっきりさせる】

○手順のある内容は、番号をつけて箇条書きで記述する。
○大事な情報は、はじめにはっきりと書く。
○一文は一つの内容にする。内容が二つある場合は、二つの文章に分ける。
○話の展開は、時系列に沿う。
○接続詞はできるだけ使わない。
○主語は省かない。

【表記】

○横書きを基本とする
○一文は 30 字以内を目安にする。
○常とう語は、そのまま用いる。
○常とう語を除く単語には、小学校2~3年生までの漢字を使い、漢字にはルビをふる。
○アルファベット・カタカナにはルビをふる。
○なじみのない外来語はさける。
○漢数字は用いない。また時刻は 24 時間表記ではなく、午前、午後で表記する。
〇はっきりとした見やすい字体(ゴシック体)を使う。

(テキストのリライトに関する要点のみ抜粋)(注10)

(注10)なお、このガイドラインではテキストのリライトのポイントの他に、レイアウトや伝達手段についても記載されています。引用元については(注6)を参照してください。
(おしまい)

【引用終わり】



 以上のような「ガイドライン」が一般にも常識化して、わかりやすさを前面に出したものがたくさん出回るといい。
 今やネット社会。
 みんながネット上で情報のやり取りするようになっている。
 メールもひんぱんになっている。
 メール文は絵文字などもはいってわかりやすいものも多い。
 さらに文そのものも短い。
 こうした傾向はわかりやすさを追求していく可能性がある。
 メールなどもわかりやすくしていけば、知的障がい者が社会生活を送る上で便利なものとして活用できる。
 改善しだいでは、新しいわかりやすいツールになり得る。

 (ケー)
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